2019年3月にリリースされた曲の中から個人的トップ10曲!
こんにちは!
ずいぶんと長い間ブログを投稿する期間が空いてしまいましたが、今回は3月の分の個人的トップ10曲です!
この記事で紹介した多くの曲を入れたミックスを最近作ったので、ぜひ聞いてみてください!笑
引っ越しがあったり、インターンシップを始めたりとしていたら、なかなか新しい記事を書くチャンスがありませんでした… 笑
2019年の前半にやったことは、また別の記事で具体的に書かさせていただこうと思います。
あと、毎月10曲を紹介してコメントを書いていくのはちょっと大変なので、これからは毎月5曲紹介させていただこうかなと思います。
ご了承ください…
さあ、本題に入っていきましょう!
3月にリリースされた曲の中から個人的トップ10曲
Curbi - Spiritual (Mriya) [feat. Brooke Tomlinson] (Released: 3/1/2019)
タイトルからもわかるように、 この曲はもともと去年の12月にRedlinersというEPからMriyaとしてインストルメンタル版がリリースされていました。
そのMriyaにBrooke Tomlinsonさんのボーカルを付け足した曲が、今回リリースされたSpritualという曲です!
Mriya自体、いつものCurbiが作った曲とは思えない、低音なドローン(UAVではなく、音楽用語の 笑)が効いていてすごく魅力的な曲だと思っていました。
ちなみに、いつものCurbiの曲調はFuture Bounceなので、弾けるような途切れた音が彼の曲の特徴だと思っています。
話を戻しますが、Mriyaの上にBrooke Tomlinsonの少し哀し気なボーカルが加わることによって、さらに神秘的な曲に仕上がっていて、すごいなと思いました!
Julian Calor - One (Released: 3/1/2019)
Julian Calorはずっと前から良い曲をリリースしているのですが、そのわりにはまだ認知度が低いので、個人的にもっと色々な人に知ってもらいたいプロデゥーサーです! 笑
過去にRevealed Recordingsからリリースした曲よりも、この曲がすごいと思ったところは、昔のアイデンティティーを保ちながら、自分で作り出した新しい要素を違和感なく取り入れているところです。
Revealed RecordingsからリリースされるJulian Calorの曲の特徴と言えば、しっかりした低音と他のEDMの曲からは聞けないメロディー性です。
また、数年かけて個人でリリースしてきたInvolveというプロジェクトがあるのですが、そこでプラック音をたくさん使ったトラップを作ってきました。
この2つの要素をうまく合わせたのが、"One"という曲だと思います!
でも、この曲はEDMにしては結構独特すぎる曲なので、他の曲とミックスするのは大変だと思います。笑
W&W ft. Kizuna AI - The Light (Released: 3/1/2019)
続いての曲は、W&Wと有名なVirtual YouTuberのコラボ曲です!
この曲はW&WがKizuna AIの動画に出演した時から楽しみにしていた曲だったので、ずいぶんと長いこと待たされたような気がしました。笑
本当に首を長くして待っていたので、YouTube Premierで自分が住んでいるところで午前4時にミュージックビデオが公開されたのですが、ずっと起きて見ました。笑
有名なEDMのプロデゥーサーとアニメ声のキャラクターがコラボということで、自分好みの曲です!
この曲であまり好きではないところが1つあるのですが、それは、ドロップのすぐ後の部分です。
個人的には手拍子を誘うようなビートを使うのではなく、すぐにきちんとしたブレークに入って欲しかったなと思いました。(なんで偉そうに言っているのか…笑)
AREA21 - HELP (Released: 3/8/2019)
HELPは、Martin GarrixのアルターエゴのAREA21の曲です。
AREA21は、普段のMartin Garrixの曲とは違い、トラップ兼ヒップホップ調の曲が特徴的です。
いつも曲を聴くとき、僕はあまり歌詞に注意して聞かないのですが、この曲の歌詞はタイムリーで良い歌詞だなと思いました。
宇宙人の視点から、今、世界で起きている問題をおおまかに語っていて、本当は地球人と話したり、助け合ったりしたいけど、問題がありすぎてできないよという可愛らしい歌詞になっています。
個人的にEDMはダンスミュージックなので、あまり社会問題など、物議を醸すようなテーマの曲は好きではないのですが、具体的な問題やグロテスクな描写を歌詞に取り入れないことで、EDMとしても個人的に許容できる歌詞で良いなと思いました!
Blinders - Relieve (Released: 3/8/2019)
さてさて、また、STMPD RCRDSからリリースされた曲です!
前まで、個人的に1番好きだったEDMのレコード会社はHardwellが率いるRevealed Recordingsだったのですが、ベースハウスが好きになっていくにつれて、STMPD RCRDSが最近好きになってきました。笑
そのSTMPD RCRDSの中でも好きなプロデゥーサーがBlindersです!
なぜBlindersの音がSTMPD RCRDSのプロデゥーサーの中でもしっくりくるか、いまだに分からないのですが、多分、Loopersみたいに低音の音にBand Rejectのフィルターを使っているからだと思います。
あと、この曲ではっきりと使われているのですが、ブレークの部分で出てくる、多分Portamentoとかで作った、グニャッとする音も、ヘビメタで言う、ギターのWhammy Barの音みたいになっていて好きです。
Martin GarrixのUltra Miami 2019のセットで、Blindersの新曲らしき曲も使っていたので、これからもBlindersの曲を楽しみにしています!
Tiësto & Dzeko - Halfway There feat. Lena Leon (Released: 3/15/2019)
半分を超えて、6曲目です!
TiestoとDzekoと言えば、去年Post Maloneを歌手として採用した、Jackie Chanを一緒にリリースしてヒットさせましたね。
今回はJackie Chanと一風変えて、よりEDM、もっと具体的に言うと、トランス的な曲に仕上がっています。
個人的には、ポップなJackie Chanよりも、EDM的なこのHalfway Thereの方が好きです。笑
歌手にはLena Leonと言う方が歌っていて、歌詞と同じように力強くて勇気付けられる歌声です!
Twitterでこの曲のことを呟いたら、返事をこまめに返してくれる優しい方でした。笑
Lena Leonさんは歌手としてだけでなく、サウンドエンジニアとしても音楽活動をしているようです。
これからもっとEDMの曲にフューチャリングされていって欲しいです!
Plastic Toy & DJ Snake - Try Me (Released: 3/15/2019)
次に好きだった曲は、Plastic Toy & DJ Snakeのコラボ曲です!
フランスのカフェで聞くような、落ち着いていて、オシャレな曲です。
DJ Snakeと言えば、トラップやヒップホップみたいな激しい曲のイメージが個人的にあったのですが、こういうダウンテンポな曲ももっと作って欲しいなーと思いました。
この曲をリリースした次の週にEpticとのコラボ曲で、いつも通りのトラップ的な激しい曲調に戻っていましたが… 笑
ILLENIUM - Pray (ft. Kameron Alexander) (Released: 3/22/2019)
次の曲は、Illeniumの曲です!
Illeniumと言えば、Future Bassなので大きなコードを使ったり、キックが特徴的なので有名ですが、この曲では案外普通のキックを使っていると思います。
あと、最近のミッドテンポやIndustrial Bassに寄せてなのか、真ん中の2個目のドロップにメロディックでは無い部分を入れています。
いつもみたいに大きなコードのドロップだけでもこの曲は成立していたと思いますが、ミッドテンポの部分を入れることによって、良いアクセントになっていて、これからのIlleniumの曲も最近流行りのミッドテンポみたいな曲をリリースしてくるかもしれないという予告みたいでした。
アーティストの方向性が見れる曲で面白いなと思いました!
ちなみに、Ekaliと1788-LのRUINとミックスするのに相性が良い曲だと思います。笑
Blasterjaxx - Super Friends (feat. Jack Wilby) (Released: 3/22/2019)
続いて紹介する曲は、Big Roomの王者、Blasterjaxxからの一曲です!
今年の後半にアルバムをリリースする予定があるので、次々と新しい曲をリリースしていて、楽しみが止まりません。
今年、一目を置いておきたいプロデゥーサーのひとつです!
他の曲を聴いている限り、今回のアルバムはこの曲のようにメロディーがはっきりとした、Progressive Houseでまとまったアルバムになりそうです。
この曲に関しての情報としては、去年セットなどで試運転していたバージョンでは、2番目のブレイクのところでExampleというラッパーのセクションが入っていたのですが、リリース版には入っていないという事です。
多分、お金や大人の事情で端折られたのでしょうが、ちょっと残念です。
いつか事情が片付けられたら、ラップが入ったほうの曲もリリースして欲しいですね!
Martin Garrix & Matisse & Sadko feat. Alex Aris - Mistaken (Released: 3/31/2019)
さてさて、今月最後に紹介する曲は、Martin Garrix、Matisse & Sadko、とAlex ArisのMistakenです!
この曲は、Martin GarrixのUltra Miami 2019のセットが終わった直後にリリースされたのが印象的です。
他のMartin Garrixの曲と同じように、1つのモーティフにだんだん他の音を混ぜて盛り上がらせていて、メロディーがはっきりとした曲に仕上がっています。
Club Mix版では、ドロップがSTMPD RCRDS風のベースハウスっぽいドロップになっていて衝撃的でした。
正直、ベース風のドロップに慣れるには少し時間がかかりました… 笑
Matisse & SadkoのTakeoffを聞くと、なぜMistakenのClub Mix版がこういうドロップになったかが少し納得できます。
この曲の特徴的なところと言ったら、ボーカルだと思います。
Alex Arisさんの細そうな声にエコーが加わっているのが興味深いところだなと思いました。
なぜかというと、32秒辺りから始まる2番目のバースのところではっきりとわかるのですが、1つ1つのラインが終わるたびにエコーで左から右へと声の位置が変わっていきます。
ドライの声と足すと同じ歌詞が3回繰り返されていることになるのですが、四つ打ちの曲に奇数の繰り返しを使うことによって、独特なリズム感を生み出しています。
エコーがドライの声と重なっても汚くならないだけでもまずすごいのですが、奇数のエコーを使っているところもすごいなと思いました。
以上、2019年3月の個人的トップ10曲でした!