ゆる〜い音楽情報

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ビートルズを世界に発信させた George Martin の偉大さ

こんにちは!

 

今週末は、フロリダ州で ULTRA MIAMI という EDM のフェスティバルが行われました!

僕は実際には行ってないのですが…笑

でも有名な DJ 達は、自分のセットを YouTube にアップロードしているので、この春休みを使ってじっくり聞こうと思います!

ちなみに、今は Martin Garrix のセットを聞いてます。

9曲も新曲が入ってるので、聞いてて新鮮です。

リンクはこちら!

www.youtube.com

 

さて、今日の本題は、同じ Martin が名前に入っていても、名字が Martin の人物です!

The Beatles のプロデューサーで有名な、George Martin です!

三月八日に、90歳で亡くなられました。

その思い出として、今日は George Martin の偉大さをちょっと書きたいと思います!

 

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素に沿った、生の音をポップに入れ込んだ

George Martin は、60年代のポッププロデューサーの中では異例で、シングルで出す曲もアーティストに書かせてあげてたそうです。

そのくらい、アーティストの意思を尊重することを大事にしていました。

 

楽器の音をミックスする時も、なるべく生の音で曲を作っていました。

Jeff Beck によると、George Martin は、ギターの音に Distortion をつけることなどは、本当に嫌だったそうです。

生の音を大事にしたからこそ、George Harrison の12弦ギターのきらびやかな音や、John Lennon の勢いのある声を聞いてる人に質を落とさずに伝えられたのかもしれません。

 

僕が一番ミックスが上手にできてると思う曲は、Twist and Shout です!

www.dailymotion.com

 

この動画がレコーディングの音源かはちょっと確信できません…すみません。

でも、実際に僕が持ってる CD でも、この動画のように John Lennon の声が枯れてるのてて、そこが一番いいと思います!

ライブ感が出てて、勢いがあります。まさに Twist and Shout です!

 

クラシックの要素を取り入れるのが上手

ビートルズが熟してきた頃に出した曲には、オーケストラなどのインストルメンタルがよく入っています。

例えば、Yesterday。

www.youtube.com

 

これは、ビートルズのアイディアではなく George Martin のアイディアだったそうです。

George Martin は、クラシックの訓練を幼少期の頃に受けていたので、こういうアイディアが浮かんだと言ってもいいかもしれません。

Yesterday は孤独の曲なので、ギターと声だけ良かったかもしれませんが、弦楽器が入ることによって、ミュージカルみたいになって、より気持ちが伝わってくるような気がします。

 

ほかのプロデューサーがビートルズの曲をいじると変な風に変わると思います。

George Martin がプロデュースしなかった曲の一つとして Let It Be をあげます。

www.youtube.com

 

Let It Be はメッセージ性も高くて、迫力があっていい曲なのですが、ビートルズの気持ちを素直に受け止めてないような気がします。

この曲は Paul McCartney が亡き母の思い出として作った曲です。

辛い思いをして書いたというのに、このアレンジだとなんか馬鹿騒ぎのお祭りのように聞こえてきます。

やっぱり、George Martin がプロデュースした Let It Be はシングル盤を聞くのをお勧めします!

 

ビートルズの解散後はあまり活躍しませんでしたが、George Martin はビートルズを通して、ポップの歴史を永遠と変えた偉人です。

皆さんも今度 The Beatles を聴くときは、四人の才能だけに酔うのではなく、George Martin が曲を四人の才能をまとめて、より引き立ててるところにも注目してみてください!

 

最後に、George Martinさんの家族、友達、そしてファンの人たちに心からお悔やみ申し上げます。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

参考にした記事:

www.theguardian.com

www.rollingstone.com

 

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www.theguardian.com